びわ茶 無憂扇
びわを使った療法は長い歴史に培われた、
その効果が幅広く知られている自然療法です。
古来より人々には、びわの葉が用いられてきました。
古いインドの経典(仏典)ひとつ『大般涅槃経』の中で、ビワの木は「大薬王樹」、ビワの葉は「無憂扇」と呼ばれ、大変優れた薬効があると伝えられています。
例えば、「大薬王樹、枝、葉、根、茎ともに大薬あり、病者は香をかぎ、手に触れ、舌で舐めて、ことごとく諸苦を治す」と記されています。
このビワ葉療法が仏教医学として日本に定着した、古式伝承の療法です。
また、中国の明時代に発行された『木草網目』の中にも、ビワの葉の効用について書かれています。
ビワ葉の成分は、ぶどう糖、ショ糖、果糖、マルトース、でんぷん、デキストリン、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、アミグダリン、タンニン酸などの有機酸です。
文献によっては、去痰作用のあるサポニンも含まれていると記されているものもあります。
ビワの葉の成分中でも注目は「アミグダリン」つまり、ビタミンB17です。
このアミグダリンは、体の中でガン細胞だけを選んで破壊するところが特徴です。
このアミグダリンが多量に含まれるのが、ビワの葉と種で、あらゆる病気の原因となる汚れた酸性化した血液(瘀血)を、弱アルカリ性の血液に浄化する働きもあります。
【10種類の天然素材をブレンドした、まろやかな味と上品な香り】
健康びわ茶「無憂扇」は自然界の陰陽論に基づいて10種類の原材料を配合し、生体内のバランスを整え、健康維持をはかるために誕生したのが、びわ茶「無憂扇」です。
お茶としてご愛飲するほか、蜂蜜やレモン、焼酎などとブレンドしてもおいしく頂けます。
まろやかな味と上品な香りに仕上げた「無憂扇」をご家庭でおたのしみください。また、煮出した「無憂扇」を2~3袋ためてお風呂に最高のびわ風呂が楽しめます。
(びわ茶は10gづつのティーパックに入っています。)
「飲み方はさまざま。自分好みのドリンクづくりに挑戦してください」
- 急須に1袋入れて、熱湯を注ぎます。普通のお茶の要領でいつでもお気軽にどうぞ。
- 1.2~1.5リッターの沸騰したお湯に1袋入れ、約10分間ほど煎じて飲みます。夏場は冷やしてお召し上がり下さい。
- 1,8リッターの焼酎に7袋入れ2ヶ月間漬けてびわ酒にして、毎日盃に一杯お飲み下さい。
- 我が家では、1袋をまず沸騰したお湯に入れ2回目は水から煮出します。
- 1袋でかなりの量のびわ茶ができます。
(10gパック15包×1箱)1,575円×2箱 2,900円 (税別)
※ バラの(10gパック15包×1箱)場合は1箱 1,500円 (税別)
(10gパック50包)お得用 4,500円 (税別)
【びわ茶に含まれる10種類の天然素材】
びわ茶 | アミグダリン(ビタミンB17)を豊富に含んでおり、様々な効果が期待されると注目されています。 また、栄養のバランスも良く女性の美容にも最適です。 |
はと麦 | 他の穀物に比べ、タンパク質を多く含み、アミノ酸のバランスがよいのが特徴です。 玄米以上にビタミンB2が豊富で、ほかにもビタミンB1、カルシウム、鉄、食物繊維なども多く含みます。 |
自然治癒を高める・・暑気あたり、 胃腸病、鎮咳 |
肺、腎臓・・美肌、滋養強壮 | ||
はぶ茶 | お腹の調子を整えてくれると、民間で親しまれて飲まれているお茶です。 | 霊芝 | サルノコシカケ科。 乾燥させると傘・柄を含めた子実体はそのままの形で長年保存できるために、万年茸(マンネンタケ)の名前が付きました。 霊芝は中国での呼び名です。 |
腎臓、肝臓・・健胃、虫刺され | 肝臓・・癌予防 | ||
あまちゃずる | ウリ科の多年生つる草。柔らかい葉に甘みがあり、甘茶として、健康茶 | よもぎ | よもぎは畦や草地に群生する多年生草本。茎や葉の裏には白い絹毛があり、この毛を集めて作るのが「もぐさ」です。このほかよもぎ酒やよもぎ風呂として使われてきました。 |
脾臓、腎臓・・利尿、歯ぐき引きしめ | 腎臓、肝臓・・灸療法、止血 | ||
枸杞 (根皮含まず) |
クコ酒で知られているクコです。 葉をお茶として利用しています。 |
柿葉 | 柿の葉は、中国の孔子、孟子の時代からお茶代わりに用いられていました。 柿の葉には各種ビタミンが含まれ、中でもビタミンCが一番多く含まれています。 |
心臓・・強情、高血圧、疲労回復 | 肝臓、腎臓・・血圧降下、しゃっくり止め | ||
たら木 (樹皮・根皮含まず) |
たらの木は古くから日本、中国、韓国でそれぞれの用途で用いられてきました。 | オタネ ニンジン |
ウコギ科。根にはジンセノサイドというサポニン配糖体を主成分として含有し、 古来、中国・朝鮮半島では、健康の維持増進に役立つ食品の代表格として愛用されています。 |
脾臓・・糖尿病、腎臓病 | 心臓・・去炎、健胃、解熱 |
【金地院療法】
お寺ではじまったビワ療法
ビワの葉療法の原型となるものに、ビワの葉を患部に当てるという方法があります。
この方法を踏襲した例著名なのが、静岡県引佐郡の禅客地院で行われていた「金地院療法」です。
これはビワの葉に経文を書いて火にあぶり、それで患部をなでるというものでした。
これは別に金地院だけの専売特許というわけではなく、それより昔からお寺では多くのビワの木を植えて、訪ねてくる病人をその葉で治療していました。
葉に書く経文は宗派によって異なり、真宗は「南一無阿弥陀仏」、日蓮宗は「南無妙法蓮華経」を書いて行いました。
ビワの葉で患部をなでる療法に次いで、ビワの葉をあてた上からお灸をするという方法が生まれました。
そして、後にはこれが一般的なビワキュー療法としてひろまっていきます。
お寺とはもともとが人間の苦しみを救い、病みを癒す、
または、どうずれば安らかな死を迎えられるかを説く所です。
お寺に植えられたビワの木の周りには、その薬効を求める人たちが多く集まるようになりました。
そんなところがらも、「ビワの木は病人を呼ぶ」「病人のうなり声を聞いて、ビワの木は育つといわれるようになったのだという説もあります。
私たちにいわせるとこれはあまりの偏見です。
それは「病人のうなり声」ではなく、「ビワの木は、ビワ療法で病気が治った人たちの感謝の声の中で育ってきた」というべきです。
そんな中で育ってきたのが、今日のビワの木なのです。そしてあらぬ噂をたてられながらも、人々の間でビワ療法は確実に定着していきました。